40代で会社を辞めました

会社を退職してからのリアルな話

個人事業になることを家族が反対する理由

※配偶者やお子さんなどがいらっしゃる方向けの内容です

個人事業を考えはじめた段階で、まずはいちばん近くにいる家族の不安を解消しておく必要があります。

個人事業には家族の理解と支えが不可欠です。何かの事情を抱えているケースを除けば家族はいつも傍におり、個人事業が上手くいく・いかないに関わらず、最後に残る人も家族です。

個人事業主になればサラリーマンの生活スタイルとは変わりますので、早いタイミングから家族の協力が得られるようにしておいたほうが良いでしょう。

家族が不安に思うこと

家族の不安材料を大まかに分けると、主に「健康」「お金」「性格」のいずれかに関係することではないか思います。

健康面の不安

身体と精神の両面です。いくら天職だとしても、体力や年齢、ストレス面で負担が増えるのを心配しているのかもしれません。健康を害してしまったら、個人事業の仕事に加えて、療養の負荷を同時に背負う事になります。
健康面について家族が心配するようであれば、素直に耳を傾けて、別のやり方でできるかどうかアイディアを捻り出した方がいいと思います。

お金の不安

個人事業を始めること自体には賛成だとしても、お金の不安が大きれば大きいほど反対される確率は高くなると思います。ローンや借金は減らした状態にし、できる限り貯蓄とは別に当面の生活費をキープしておくとハードルは下がるかもしれません。

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性格面の不安

これまでの自分の振る舞い=信用度合いによって反対されるかかどうかが決まります。
他人まかせ、飽きっぽい、諦めグセがある、意固地、お人好し、などなど「性格的にちゃんとやっていけるかどうか」の評価は特に厳しいと思います。
自分自身の性格のことで家族が不安に思うようであれば、まずは今の暮らしの中で信用を積み重ねていくと良いのではないでしょうか。

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私の事例をご紹介します

以下は私の経験談です。ご興味があればお読みください。

私は、個人事業を始めること自体、家族からの反対はありませんでした。

健康面については、サラリーマン時代に忙しく休日はグッタリしていましたし、深夜に帰宅してから会社のことをグジャらグジャらと話したりもしていましたので、かえって安心されました。今になって思えば精神状態がハイだったのでしょう。

お金についてはかなりの“圧”がありました。我が家に一生遊んで暮らせるほどのお金なんてありませんので、お金の話題になった時は相当に怖かったです。
今でも常にプレッシャーは感じますので、業績がいい・悪い程度の事や、将来の備えについてやっている事などをシンプルに話し、できるだけ不安にさせないよう心掛けています。

性格については「そういう人」だと思ってハナから諦めているのかもしれません。